2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

銀河英雄伝説事典

田中芳樹,らいとすたっふ「銀河英雄伝説事典」読了。とはいえ事典や年表、用語解説を全て読むのは骨が折れるので流し読みして徳間文庫版解説再録を中心に。事典もランダムに読んだり、参照を辿って読むと楽しい。事典をもっと楽しむ方法、お待ちしておりま…

銀河英雄伝説外伝〈5〉黄金の翼

田中芳樹「銀河英雄伝説外伝〈5〉黄金の翼」読了。短編5本と作者インタビューからなる最終巻。インタビューは構成がやっぱり重要だなあということを再認識させられる。ようやくこれで銀英伝を全巻読み終えた。そして生協が閉まっていたので年末年始に読む本…

銀河英雄伝説外伝〈4〉螺旋迷宮

田中芳樹「銀河英雄伝説外伝〈4〉螺旋迷宮」読了。ヤンがパトリチェフ、ムライらと知り合う物語。外伝では特に田中芳樹の掛け合い漫才センスが遺憾なく発揮されている。この巻でのヤンは折木奉太郎を彷彿とさせる。ここまで読み進めるとDie Niue Theseの続編…

銀河英雄伝説外伝〈3〉千億の星、千億の光

田中芳樹「銀河英雄伝説外伝〈3〉千億の星、千億の光」読了。シェーンコップの巻と思われがちだけど、まだ若いラインハルトの落ち着いていない描写にゲラゲラ笑わされる。グリンメルスハウゼンからあるものを託された時の「俺!?」という反応とか。もう一箇所…

銀河英雄伝説外伝〈2〉ユリアンのイゼルローン日記

田中芳樹「銀河英雄伝説外伝〈2〉ユリアンのイゼルローン日記」読了。もちろん本編も面白いんだけれど巻末解説がここまで読んだ12冊の中でダントツに面白い。円城塔。本編でヤンがユリアンを「ユリアン、ユリアン」と呼ぶのに倣って編集者が円城さんを「円城…

銀河英雄伝説外伝〈1〉星を砕く者

田中芳樹「銀河英雄伝説外伝〈1〉星を砕く者」読了。偶然なのか何なのか文庫本の帯広告がホーガンの「星を継ぐもの」ということもあり「ホーガンからの引用か」と思ったらニーチェの「ツァラトゥストラはこう言った」かららしい。ということでポチる。かよう…

銀河英雄伝説〈10〉落日篇

田中芳樹「銀河英雄伝説〈10〉落日篇」読了。最も印象深いのはと問われればシェーンコップとカリンですと答える。カリンの慟哭のシーンは自分だったらどういう演出をするだろうかと妄想を巡らせてしまうほど。残るは外伝5巻。今年は積ん読がかなり消化された…